しまの先輩ノート No.8
壱岐市(壱岐島)
けしごむはんこ あやとりや
藤木彩乃さん
島歴5年 製造小売業
沖縄県の宮古島で育った藤木さんは、起業前からライフワークとしていた「けしごむはんこ」の作家活動を、壱岐島を拠点として続けています。壱岐島での暮らしは初めてだったという藤木さんですが、「地域おこし協力隊」などの活動を経て、その魅力に気づいていったそうです。そんな藤木さんに、しまの魅力について伺いました。
いろいろ聞きました
起業までのご経歴を教えてください
壱岐島へは2018年に「みなとやゲストハウス」のお手伝いスタッフとして来島し、1年間の二拠点生活をしたのち2019年に移住しました。起業までは、空き家活用促進を目的とした、地域おこし協力隊として活動をしていました。
なぜしまで起業することになったのですか?
私に取っての壱岐は、育った土地である宮古島と、とても似ているところがあります。島の環境も似ていますが、暮らす人との距離感も近いと思っています。繋がりがあれば、誰とでも親しく会話が出来る。自分らしく暮らすためには大切なことだと感じました。
そんな壱岐に定住するために、けしごむはんこ作家として起業しました。
苦労したこと、これをしてよかったと思うことを教えてください
また、私の場合は、「地域おこし協力隊」としての活動中に、けしごむはんこを作っていることも知ってもらう機会が多く、ケーブルテレビに出演させていただいたりしたことで、島内で「はんこを作る人」という認識がされていたことが良かったと思います。
口コミでじわじわと広がっていき、事業者さんから作成依頼をいただいたり、はんこ教室をさせてもらったりさせてもらっています。
先輩起業家として、応募者に一言お願いします!
何かを始めること自体がきっと島のために繋がると思います。事業内容にもよると思いますが、小さいところから和を広げ、それがゆくゆく大きくなり、島に大きな和が広がっていくようにしていけば、自分にも無理なくできると思います。
藤木さんの会社の
事業概要
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- 屋号名
- けしごむはんこ あやとりや
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- 主な事業
- けしごむはんこの受注制作販売、ワークショップなど
藤木さんが利用した
支援制度
壱岐市地域おこし協力隊起業支援補助金
先輩にインタビュー
「しま」で活躍する先輩経営者さんへインタビュー! 起業に至る経緯や「しま」で働く魅力をお話いただきました。
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対馬市美津島町(対馬島)
有限会社 丸徳水産
犬束ゆかりさん- 島歴58年
- 水産業
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南松浦郡新上五島町(中通島)
自遊庵(Goto Adventure Inn)
水村昌司さん- 島歴4年
- ネイチャーガイド
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五島市(福江島)
Mitake合同会社
橋本賢太さん- 島歴10年(Uターン)
- 情報通信業
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壱岐市(壱岐島)
パンプラス
大久保卓哉さん- 島歴8年
- 飲食業
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対馬市厳原町(対馬島)
一般社団法人daidai
齊藤ももこさん- 島歴10年
- 農業
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佐世保市(高島)
株式会社ACS/一般社団法人高島活性化コンベンション協会ESPO
重村友介さん- 島歴17年
- 水産業
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壱岐市(壱岐島)
ISLAND BREWERY(原田酒造有限会社)
原田知征さん- 島歴41年(Uターン)
- 飲食業
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壱岐市(壱岐島)
けしごむはんこ あやとりや
藤木彩乃さん- 島歴5年
- 製造小売業