2壱岐市
壱岐島/大島/長島/若宮島/原島
壱岐市の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び国土交通省国土地理院の「全国都道府県市区町村別面積調」及び第69版(令和4年)長崎県統計年鑑 |
人口(人) |
24,948 人 |
面積(㎢) |
137.40 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
11.0 % |
水産業 |
5.8 % |
第2次産業 |
15.0 % |
第3次産業 |
67.3 % |
「しま」の紹介
下のボタンを押すと、それぞれ「しま」の紹介をご覧いただけます。
A
壱岐島
海とみどり、歴史を活かす癒しのしま 壱岐
九州北部・福岡から67km、玄界灘にある「夢の浮島」壱岐。古くから大陸文化の中継地として重要な役割をもち、中国の史書『魏志倭人伝』に「一大国(一支国)」として登場し、「広さ三百里平方ばかり竹林・叢林が多く、三千ばかりの家がある」と記されている。また「日本書記」には「壱岐対馬に烽を置く」と書かれている。寛仁3年 (1019)の刀伊の来冠、文永11年(1274)と弘安4年(1281)の2回にわたる元寇で大きな被害を受けた。元亀2年(1571)平戸松浦氏の所領となり、江戸時代は平戸藩に属していた。長年にわたり海上交通の要衝となった歴史的特長から「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~」として平成27年に日本遺産に認定。地形は比較的なだらかで耕地比率も高く、全体の約3割を農用地で占めている。壱岐牛などの畜産も盛んなほか、世界貿易機関(WTO)の産地指定を受けている「壱岐焼酎」、ウニやマグロをはじめとする海産物など、食の宝庫としても知られる。島内には縄文・弥生・古墳時代の遺跡が多く、芦辺地区にある国内最大級の環濠集落、原の辻遺跡は、弥生時代の遺跡としては国内3カ所目となる特別史跡として国の指定を受けている。島内最高峰岳ノ辻からは、平戸や対馬などを望むことができる。北部九州の奥座敷として根強い人気がある島だ。平成16年3月を期して島内4町が合併、1島1市の壱岐市が誕生した。近年、ウルトラマラソンやサイクルフェスティバルなどの交流イベントの開催、積極的な外部人材の活用や持続可能な「SDGs未来都市」認定など、地域づくりにおいても注目を集めている。
壱岐島の特産物
※新版[日本の島ガイド]SHIMADAS((公財)日本離島センター、令和元年)より引用 |
【郷ノ浦地区】ウニ、壱岐牛、焼酎(島内7社)、メロンなど農産品・加工品の産地直送便「JA壱岐旬感物産展」【勝本地区】メロン、イチゴ、ウニ、アワビ、サザエ、壱岐牛、壱岐剣(大型剣先イカ)【芦辺地区】アスパラガス、アムスメロン、イチゴ、ゆず、イカ、ウニ、アワビ、サザエ、壱岐牛、ゆべし、ゆず胡椒【石田地区】ウニ、アワビ、サザエ、壱岐牛 |
壱岐島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
24,678 人 |
面積(㎢) |
134.63 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
11.0 % |
水産業 |
5.8 % |
第2次産業 |
15.0 % |
第3次産業 |
67.3 % |
B
大島
郷ノ浦港沖に浮かぶ散策の島
郷ノ浦港沖に浮かぶ3つの有人島「渡良三島」のうちもっとも大きい島。この3つの島は、郷ノ浦港を強い北西風や高波から守る重要な役割を果たしている。大島神社の石づくり五重層塔には享保年間の碑文がある。明治・大正期には、対馬や朝鮮に渡る船の風待ち・潮待ち港としてにぎわった。対馬海峡防備のため、太平洋戦争前の昭和12年には旧陸軍の大島砲台が構築されている。漁業が主な産業だが耕地もよく拓けている。大島海水浴場はプライベートビーチの雰囲気があり、風光明媚な自然とともに今後の島のセールスポイントだ。鳥の声を聞きながら松林を抜け磯で水遊びをするーそんなぜいたくな散策が似合う島。平成11年3月完成の「珊瑚大橋」で長島と接続している。
大島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
93 人 |
面積(㎢) |
1.17 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
壱岐島のデータに含む |
水産業 |
壱岐島のデータに含む |
第2次産業 |
壱岐島のデータに含む |
第3次産業 |
壱岐島のデータに含む |
C
長島
島全体が釣りの好ポイント
郷ノ浦港沖に浮かぶ有人島のうちの一つ。かつては原島とともに平戸藩の流刑地とされていた。太平洋戦争時には旧陸軍の砲台が置かれていたこともある。漁業が主体で、漁船でのイカ釣りやブリ延縄漁、潜水漁などが営まれている。日本海を中心に遠くまで漁に出かける船もある。おどろくほど耕地が開かれ、和牛の飼育も盛んだ。人家は南東面に集中し、対馬海族を望む島の北西側は海岸線と草原が見事なコントラストを織りなしている。島全体が釣りの好ポイントとしても知られている。ただしマキ餌は禁止。平成11年3月に開通した珊瑚大橋で大島と結ばれている。
長島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
91 人 |
面積(㎢) |
0.51 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
壱岐島のデータに含む |
水産業 |
壱岐島のデータに含む |
第2次産業 |
壱岐島のデータに含む |
第3次産業 |
壱岐島のデータに含む |
D
若宮島
古くから壱岐防備と海上交通の要所
壱岐島・勝本港の北1.2km、対馬海峡に臨む島。ほとんどが森林におおわれ壱岐対馬国定公園の指定地域となっている。古くから壱岐島の防備と、海上交通にとって重要な島で、江戸時代には平戸藩によって異国船監視の遠見番所が置かれた。明治38年には海軍望楼の若宮灯竿(大正8年には若宮灯台)が設置され、昭和11年には陸軍によって砲台が竣工している。若宮灯台には同44年の無人化まで灯台職員が常駐していた。戦後は同38年に海上自衛隊壱岐警備所が設けられて以来、自衛隊員のみが常駐、対馬島の下対馬整備所とともに対馬海峡東水道の監視を行なっている。西隣の辰の島には国指定天然記念物の海浜植物群落や、海食断崖などの見どころがあり、夏には海水浴場も開かれている。
若宮島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
15 人 |
面積(㎢) |
0.56 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
壱岐島のデータに含む |
水産業 |
壱岐島のデータに含む |
第2次産業 |
壱岐島のデータに含む |
第3次産業 |
壱岐島のデータに含む |
E
原島
スイセンと船釣りのメッカ
郷ノ浦港沖に浮かぶ3つの有人島のうちの一つ。玄武岩からなる低平な島。古くは「春島」とも表記されていた。島内には原島大明神を祀る原島神社がある。漁業が主体だが、ハウス栽培なと施設園芸も盛んになってきた。また自生するスイセンは原島スイセンとして根強い人気がある。島の南側は大小の瀬があり船釣りの好ポイントである。
原島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
71 人 |
面積(㎢) |
0.53 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
壱岐島のデータに含む |
水産業 |
壱岐島のデータに含む |
第2次産業 |
壱岐島のデータに含む |
第3次産業 |
壱岐島のデータに含む |
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自治体独自の制度
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企業立地促進事業補助金
市内に事業所を新設又は増設して事業を行う企業に対し、人材育成、事務所賃借料、設備投資等に要する経費を補助します。
事業拡大
支援
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壱岐市雇用機会拡充事業
壱岐市において新たな雇用を生み出す創業又は事業拡大を行う個人・法人に対して、設備投資資金・運転資金を、最長5年間補助します。
創業支援
事業拡大
支援
- 創業:450万円/年
- 事業拡大:1,200万円/年
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地方税優遇措置
製造業、旅館業、農林水産物等販売業、情報サービス業等を営み、所定の生産設備等を取得した者に対して、新設又は増設に係る従業者分の事業税、対象施設に係る不動産取得税及び固定資産税を一定期間課税免除します。
創業支援
事業拡大
支援
- 事業税(法人、個人)、不動産取得税、固定資産税免除
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全自治体共通の制度
その他、壱岐市の助成制度(支援金・補助金)については「ながさき移住ナビ」をご確認ください。
画像を押すと各自治体の詳しい支援制度をご覧いただけます。