4平戸市(大島、度島、高島)
大島(的山大島)/度島/高島
平戸市(大島、度島、高島)の基本データ
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全域 |
うち離島地域 (大島・度島・高島) |
※R2国勢調査及び国土交通省国土地理院の「全国都道府県市区町村別面積調」及び第69版(令和4年)長崎県統計年鑑 |
人口(人) |
29,365 人 |
1,574 人 |
面積(㎢) |
235.12 ㎢ |
18.98 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
9.3 % |
17.7 % |
水産業 |
8.2 % |
18.8 % |
第2次産業 |
18.8 % |
9.3 % |
第3次産業 |
61.6 % |
53.0 % |
「しま」の紹介
下のボタンを押すと、それぞれ「しま」の紹介をご覧いただけます。
A
大島(的山大島)
潮騒と太陽の島
平戸桟橋から北に約10kmの玄界灘に浮かぶ島。農業、漁業が中心。『肥前風土記』には「大家島」と記され、古くから海上交通の要衝として知られていた。遣唐使も寄港している。弘安4年(1281)の弘安の役で戦場となり、犠牲者を葬ったといわれる千人塚が残る。的山湾は倭寇の中継地としての役割を果たし、海賊ケ浦という地名も残っている。大島の領主・大島氏は貞応3年(1224)から寛永6年(1629)までの405年間、この島を統治していた。戦前には壱岐要塞の一部となり、旧陸軍の砲台が昭和4年に竣工している。現在、島では米を生産し、斜面を利用した棚田もみられる。明治22年に的山村と大島村が合併し、平成元年に村制100周年を迎えた。「的山」は、流鏑馬で「阿っち」(盛士)に矢を立て年始の祈をしたことに由来する。平成19年より16基の風力発電機が稼働し、海底ケーブルを通して本土へ送電する売電事業も行っている。近年では、スギ花粉の飛散量が少ない「避粉地」であるメリットを活かしたツアー、民泊型体験観光の推進など、独自の取り組みにより注目を集めている。雄大な自然はもちろん重伝建の神浦の町並み、大島の須古踊(国選択民俗文化財)など、みどころや文化財も多い。
大島(的山大島)の特産物
※新版[日本の島ガイド]SHIMADAS((公財)日本離島センター、令和元年)より引用 |
アゴ、ウニ、イカ、タイ、かまぼこ、じゃがいも、葉たばこ |
大島(的山大島)の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
933 人 |
面積(㎢) |
15.16 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
25.4 % |
水産業 |
14.2 % |
第2次産業 |
11.8 % |
第3次産業 |
48.7 % |
B
度島
平戸島の北の漁業の島
平戸島最北端から最短距離で2.3kmに横たわる島。江戸時代には「多久島」と称した。荒崎から観音崎にいたる北西海岸は、標高40~60mの海食崖が発達している。平戸島に臨む南側に3集落がある。小高い丘が起伏し、平坦地に乏しい。周辺を海に囲まれ、海洋性の温暖な気候である。旧石器・弥生時代の遺跡が出土、古墳もある。天文23年(1554)にキリスト教の布教がなされ、信者500人ともいわれるキリシタンの島になったが、慶長2年(1597)には幕府の禁教令に伴い平戸藩主の命で厳しい弾圧が行なわれ改宗を強いられた。今ではキリスト教徒はいない。農・漁業が主で、就業人口の44%を占める。昔から伝わる盆行事「盆ごうれい」は、大名行列形式で島内の神社・仏寺を回って奉納する島を挙げての行事で、県指定無形民俗文化財。度島の東には港湾工事での埋め立てにより陸繋化した丸島があり、その最高峰・飯盛山はしま山100選に選定されている。
度島の特産物
※新版[日本の島ガイド]SHIMADAS((公財)日本離島センター、令和元年)より引用 |
度島スイカ、ソラマメ、インゲンマメ、ウニ、サザエ、アワビ、ブリ、タイ、あおさ、ふのり |
度島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
620 人 |
面積(㎢) |
3.57 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
5.8 % |
水産業 |
22.5 % |
第2次産業 |
5.8 % |
第3次産業 |
62.5 % |
C
高島
平戸島の南に浮かぶ漁業の島
平戸島南西端・宮ノ浦地区の0.3km沖合、美しい「九十九島」の1島。平戸市最南端の有人離島。全体が白めのうが貫入した火山角礫の集塊岩と凝灰岩で、北側から西側は崖地となっている。平戸島を臨む東側に集落がある。温暖な海洋性気候で、住民のほとんどが水産業を営んでいる。以前、タヌキの餌付けをしていたことがあり、タヌキの島とも呼ばれている。太平洋戦争当時は軍の要塞となり、今も砲台跡が残る。平成14年、定期航路のない小離島の将来を憂慮する住民から全戸集団移転の要望もなされたが、翌15年4月から宮ノ浦との間に定期船が就航するようになった。しかし平成22年3月をもって廃止となり、同年4月からは平日のみスクールポートが就航している。
高島の特産物
※新版[日本の島ガイド]SHIMADAS((公財)日本離島センター、令和元年)より引用 |
ウチワエビ、ヒラメ、アワビ、サザエ、マダイ、テングサ、アオサ |
高島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
21 人 |
面積(㎢) |
0.25 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
0.0 % |
水産業 |
93.3 % |
第2次産業 |
0.0 % |
第3次産業 |
6.7 % |
平戸市(大島、度島、高島)で適用される
事業支援制度
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自治体独自の制度
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企業立地奨励制度
平戸市内に工場などを新設、増設または移設しようとする企業に対して、用地取得、施設整備、雇用等に係る各種奨励金を支給します。
事業拡大
支援
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平戸市創業支援事業補助金
市内で事務所を設置かつ特定創業支援等事業の認定を受けている創業希望者に対して、創業に必要な設備、広報、外注、リースに要する経費を補助します。
創業支援
-
個別創業相談会
創業希望者、中小企業者、個人事業者などに対して、無料で中小企業診断士などの専門家に相談することができます。
創業支援
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地方税優遇措置
製造業、旅館業、農林水産物等販売業、情報サービス業等を営み、所定の生産設備等を取得した者に対して、新設又は増設に係る従業者分の事業税、対象施設に係る不動産取得税及び固定資産税を一定期間課税免除します。
創業支援
事業拡大
支援
- 事業税(法人、個人)、不動産取得税、固定資産税免除
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全自治体共通の制度
その他、平戸市(大島、度島、高島)の助成制度(支援金・補助金)については「ながさき移住ナビ」をご確認ください。
画像を押すと各自治体の詳しい支援制度をご覧いただけます。