1対馬市
対馬島/海栗島/赤島・泊島/沖ノ島/島山島
対馬市の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び国土交通省国土地理院の「全国都道府県市区町村別面積調」及び第69版(令和4年)長崎県統計年鑑 |
人口(人) |
28,502 人 |
面積(㎢) |
707.42 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
4.2 % |
水産業 |
14.2 % |
第2次産業 |
13.2 % |
第3次産業 |
66.7 % |
「しま」の紹介
下のボタンを押すと、それぞれ「しま」の紹介をご覧いただけます。
A
対馬島
アジアに発信する歴史海道都市 対馬
福岡市から壱岐を経て138kmの海上に横たわる国境の島。韓国釜山からは対馬海峡西水道をへだてて49.5kmの位置にある。もともと南北ひとつながりの島だったが、江戸時代に大船越地峡を、明治時代に万関地峡を掘り割って、現在では南北2島に分かれている。全島の約90%が標高300~500mの山地となっており、原生林を含む山林で覆われている。ツシマとは津(港)の島という意味で、原始・古代以来、大陸の文化を伝える窓口として交通の要衝となっていた。古代律令制では1国を形成し、国府・国分寺も置かれた。室町時代以降、宗氏が島主となり、朝鮮との外交、貿易体制の確立に努め、室町時代以降は朝鮮通信使の交渉窓口となったほか、江戸時代には朝鮮貿易を独占した。明治中期から要塞地帯となり、島内各所に砲台などが築かれ、第2次大戦後まで立ち入りの自由を制限されていた。昭和の大合併以来、上対馬・上県・峰の北部3町で上県郡、厳原・美津島・豊玉の南部3町で下県郡を形成していたが、平成16年3月1日を期して2郡6町が合併、1島1市の対馬市が誕生した。日本遺産「国境の島壱岐・対馬・五島」にも選ばれているほか、対馬を経て江戸へ向かった朝鮮通信使の関連資料がユネスコ「世界の記憶」に登録。平成30年には韓国からの観光客が年間40万人を突破、国際線の旅客船に国内線の利用客も相乗りする「混乗便」が始まるなど、国境の島として関心を集めている。自然や文化など地域の資源を活かした域学連携や体験民泊の推進など、交流人口の拡大に向けた取り組みも進んでいる。
対馬島の特産物
※新版[日本の島ガイド]SHIMADAS((公財)日本離島センター、令和元年)より引用 |
【厳原地区】そば、シイタケ、イカ一夜干し、天然寒ブリ、ツツミカン【美津島地区】ひおうぎ貝、真珠、アナゴ、シイタケ(農林水産大臣賞受賞)【豊玉地区】真珠、ソバ、塩干(魚、イカ)、ヤマイモ【峰地区】シイタケ、イカ、ブリ、アワビ、カジメ、アスパラガス【上県地区】シイタケ、アスパラガス、ジネンジョ、ウニ、アワビ、サザエ、サバ、ブリ、ミズイカ、ワカメ、ヒジキ、ソバ、紅茶、ユズコショウ【上対馬地区】長ヒジキ、シイタケ、鰐浦ウニ、スルメ、アマダイ(紅王)、タチウオ(銀太)、対馬てっぺんアジ、椿油 |
対馬島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
28,426 人 |
面積(㎢) |
699.43 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
4.2 % |
水産業 |
14.2 % |
第2次産業 |
13.2 % |
第3次産業 |
66.7 % |
B
海栗島
対馬最北端、荒波に浮かぶレーダーサイトの島
対馬島の北端、鰐浦の北約1kmに位置する国境の島。島名は、鰐浦の特産であるウニが多く獲れたことにちなむという。現在、航空自衛隊のレーダー基地があり、隊員が勤務している。明治36年旧陸軍の無線基地が設置され、昭和10年には砲台が竣工、終戦まで軍事基地として一般住民の立入りが禁止されていた。戦後は民間に払下げられ、一時農地として使用されていたが、昭和22年に連合国軍がレーダー基地を設置。同34年航空自衛隊に移管され、現在は海栗島分屯基地(西部航空警戒管制団第19警戒隊)が置かれ、日本の防空識別圏を24時監視している。現在でも一般住民はいない。
海栗島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
51 人 |
面積(㎢) |
0.09 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
対馬島のデータに含む |
水産業 |
対馬島のデータに含む |
第2次産業 |
対馬島のデータに含む |
第3次産業 |
対馬島のデータに含む |
C
赤島・泊島
心のすきま、うめてみよう
対馬の中央東側に位置する沖ノ島の東隣にある。2本の橋で沖ノ島を経由し対馬と結ばれている。明治の初め広島・山口県から入植者があり、漁業集落がつくられた。のちに対馬有数の漁業基地として発展したが、昭和45年頃から水揚が減少している。近年、泊島との間が埋め立てられ、両島は陸つづきとなった。
赤島・泊島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
- 人 |
面積(㎢) |
赤島0.48、泊島0.10 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
対馬島のデータに含む |
水産業 |
対馬島のデータに含む |
第2次産業 |
対馬島のデータに含む |
第3次産業 |
対馬島のデータに含む |
D
沖ノ島
紫の藻がゆれる神秘の島
対馬のほぼ中央、美津島地域小船越地区から東に伸びる岬の先に位置する。昭和46年、幅数十mの住吉瀬戸(紫瀬戸)に橋が架かり、対馬と結ばれた。島のほとんどをおおう山林がリアス式の海岸に迫っている。赤島・泊島と同じく、明治初期に広島・山口県から漁業者が入植してきた島で、産業はイカの一本釣やタイ、ハマチの養殖を主とする。対馬島との瀬戸は繁茂する藻の色が紫色に映え、神秘感漂う景勝地となっている。旧軍の砲台跡などの史跡もある。
沖ノ島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
- 人 |
面積(㎢) |
2.62 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
対馬島のデータに含む |
水産業 |
対馬島のデータに含む |
第2次産業 |
対馬島のデータに含む |
第3次産業 |
対馬島のデータに含む |
E
島山島
対州馬が群れ遊ぶ自然島
対馬の中央、対馬とは幅50mの狭い瀬戸をへだてて浅茅湾に浮かぶ島。リアス式海岸特有の複雑で長い海岸線に囲まれ、タコの脚のような形をしたスケルトン・アイランド(骸骨島)としても有名だ。島内からは縄文~古墳時代にかけての遺跡があり、古くから定住があったと考えられる。かつては対馬特有の石屋根や屋敷の敷石・壁石などに利用された「島山石」を産出した。集落は島のほぼ中央の入江にあり、主に真珠母貝やタイ・ハマチの養殖が営まれている。史跡として、関ケ原の戦いで有名な石田三成の家臣・島左近のものといわれる墓所がある。昭和63年から種の保存のため対州馬が放牧されている。平成6年11月、長さ120mの「浅茅パールブリッジ」が開通した。
島山島の基本データ
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全域 |
※R2国勢調査及び長崎県調べ |
人口(人) |
25 人 |
面積(㎢) |
4.7 ㎢ |
産業構造 |
農林業 |
対馬島のデータに含む |
水産業 |
対馬島のデータに含む |
第2次産業 |
対馬島のデータに含む |
第3次産業 |
対馬島のデータに含む |
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自治体独自の制度
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企業誘致制度
対馬市内に工場及び事業所等を新設又は増設する事業者を対象に、雇用促進、地元産品の消費、事務所賃借料、設備整備に係る奨励金を支給します。
事業拡大
支援
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対馬市創業・事業拡大支援事業
対馬市内の地域資源を活用や雇用の創出、新規創業や対馬の事業者と協力した新商品の開発、地域課題の解決などの事業拡大、及び従業員の資格習得など人材育成等への取組みに対して補助金を交付します。
創業支援
事業拡大
支援
- 創業・事業拡大:150万円 ※特定創業支援認定者は250万円
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特定創業支援等事業
創業検討者又は創業5年未満の方に対して、創業支援セミナーや個別創業面談を実施します。
また、所定の条件を満たすと、登録免許税の減免・日本政策金融公庫の優遇措置・創業関連保証の特例等を受けられます。
創業支援
- 登録免許税の減免
- 日本政策金融公庫の優遇措置
- 創業関連保証の特例
- 小規模事業者持続化補助金の補助上限額増額等
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対馬市雇用機会拡充支援事業補助金
対馬市において新たな雇用を生み出す創業又は事業拡大を行う個人・法人に対して、設備投資資金・運転資金を、最長5年間補助します。
創業支援
- 創業:450万円/年
- 事業拡大:1,200万円/年
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地方税優遇措置
製造業、旅館業、農林水産物等販売業、情報サービス業等を営み、所定の生産設備等を取得した者に対して、新設又は増設に係る従業者分の事業税、対象施設に係る不動産取得税及び固定資産税を一定期間課税免除します。
創業支援
事業拡大
支援
- 事業税(法人、個人)、不動産取得税、固定資産税免除
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全自治体共通の制度
その他、対馬市の助成制度(支援金・補助金)については「ながさき移住ナビ」をご確認ください。
画像を押すと各自治体の詳しい支援制度をご覧いただけます。