しまチャレ2023 ながさき「しま」のビジネスチャレンジ2023

ュース(記事)

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2024.02.22

しまチャレ2023 本審査会レポート(④本審査会選出者インタビュー)

皆さんこんにちは!

しまチャレ2023事務局です。

1月20日(土)に「しまチャレ2023」の本審査会が長崎県庁で開催されました。
今まで3回に分けて、当日の様子や当日参加された皆様の声をレポートしてきました。

 
レポートの第4回は、本審査会に進出された方々のインタビューです。

インタビュー


・「しま」からチャレンジ部門 島椿さん

応募タイトル:
まるごと島椿

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

「しまチャレ2023」での発表は、私にとって非常に貴重な経験でした。応募した動機は、地元の生産者を支援し、地域の活性化に貢献したいという強い思いでした。応募書類やプレゼンテーション審査資料の作成には、時間と労力をかけましたが、それぞれの要素を丁寧に練り上げる中で、自分たちのビジョンとアイデアを明確にすることができました。
本審査の際、ほかの方の発表をきちんと聴く余裕がなかったことが心残りです。

・本審査会に参加して良かったと思うことは?

初めてビジネスコンテストに参加し、島に関わる方たちの熱意を感じました。
自分たちだけで完結するのではなく、今回出会った皆さんと協力して新たなビジネスに発展させることができるのではないかと思っています。


・「しま」からチャレンジ部門 一般社団法人マリンハビタット壱岐さん

応募タイトル:
日米ハイブリッド型リーフボールによる「海藻牧場パーク構想」

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

今回経験させていただいた事で、自分の思いを第三者に伝えるというスキルこそが、巻き込む力となり事業を加速させるのだと感じました。
「しまチャレ2023」に申し込んだきっかけは、私がチャレンジしているソーシャル事業を少しでも多くの方に知っていただきたかったからですが、私自身の思いは伝えられても、具体的な収支計画など収益性の数値が不足していたため、結果が伴わなかったと反省しています。
それを踏まえてしっかり想定される具体的な数値などを算出し、少しでもビジネスモデルがイメージしやすい様に今後改善していきたいと思いました。


・「しま」へのチャレンジ部門  前野一幸さん

応募タイトル:
島の海で遊び尽くそう!

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

みなさん、具体的な形まで落とし込んでいる印象でした。

その点、私のアイデアは具体的な形まで落とし込めておらず、「こういう施設を作りたい!」で止まっていました。おそらく、審査員の方も、どう評価していいか分からなかったのでは、と思っています。

・今後のご活動についてお聞かせください。

海での総合施設運営は大小に関わらず、必ず実現したいと考えております。
何をどうしたら、前に進めるのか、考えながら進めていこうと思います。


・「しま」へのチャレンジ部門 株式会社Link Sea(海とつながるヒト•モノ•コト)さん

応募タイトル:
五島の海の幸”ごとさち” を全国へ!
~おいしい魚を直接、お客様へ届けたい~

・「しまチャレ」に応募された経緯を教えてください。

もともと上五島に移住して事業を始める準備をしていたのですが、今回応募することによって、考えている事業を具体化する良い機会になりました。
本審査会では緊張して全てを出すことはできず、残念ながら賞は取れませんでしたが、いい機会を作ってもらえたことに感謝しています。

・今後のご活動についてお聞かせください。

移住して事業を始める計画は変わっていないので、自分がやれることをやっていこう!と改めて思いました。


・学生チャレンジ部門 あったるか~もんをうらましく(小値賀弁でもったいないものを素晴らしいものにする)さん

応募タイトル:
~お荷物が、小値賀空港を救う~

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

小値賀町の発展を自らのアイデアで支えたいという思いから、今回の発表を行いましたが、審査会では特に大学生の皆さんの発表が素晴らしく、大変為になりました。
特に収支に関する部分については参考になるところが多く、次回までに自分の発表にも反映していきたいと思いました。

・今後のご活動についてお聞かせください。

今回の発表で、事業として成り立たせるための課題が見えました。ここを深堀りできるようにするため、数学や情報の授業を頑張ります。
そして同時に、一緒に研究を進めてくれる友達をいっぱい探していこうと思いました。どんどん自分のアイデアを深堀りしていこうと思います!


・学生チャレンジ部門 北九州市立大学 経済学部経営情報学科 1年 篠田聖心さん

応募タイトル:
漁師が輝く対馬~漁業都市の完全復活~

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

少しでも地元である対馬の役に立てればと思い応募しましたが、まさか予選を勝ち上がり、本選に行くことになるとは思っていなかったので、準備がバタバタになり、当日はとても緊張しました。まだ、アイデアに甘いところが多々あったと思いますが、参加してよかったと思いました。審査員の方々などが、アドバイスをしてくださったので、それを踏まえて、今後の課題とさせていただきます。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

・今後のご活動についてお聞かせください。

私は、将来対馬に戻れたらいいなと思っています。起業してみたいとも思いました。今回の経験を活かして、将来をしっかりと見据えていきたいと思います。


・学生チャレンジ部門 九州産業大学地域共創学部行平ゼミナールさん

応募タイトル:
AIながさき離島観光コンシェルジュ構想

・「しまチャレ」に応募された経緯を教えてください。

今回の審査会は私たちにとって初めてのビジネスコンテストでした。直接のきっかけは、代表者である私が壱岐市出身で興味を持ったからですが、大学内部での発表にとどまっていた成果物がどこまで通じるのかも知りたく、参加させていただきました。

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

審査会に参加し、発表者の皆様の「島をこうしたい。こんな風にしたい。」という島への強い思いが伝わりました。また、島への研究により一層熱心に取り組みたいと感じました。

・今後のご活動についてお聞かせください。

個人としては、来年度4年生になることから、この事業案を活かし、離島振興、主に壱岐をフィールドとした卒業研究を行いたいと考えています。
大学を卒業した後の具体的な進路は定まっていませんが、たとえ福岡や他の地域で就職することがあっても出身である壱岐に関わっていきたいと、このコンテストを経験して強く思いました。


・学生チャレンジ部門 椙山女学園大学現代マネジメント学部水野英雄ゼミさん

応募タイトル:
島の資源をまるっと活用!起業体験離島留学

・「しまチャレ」に応募された経緯を教えてください。

ゼミ最後の活動として、島の未来に寄り添い、力になりたいという思いから参加しました。応募書類・プレゼンテーション資料作成の作成にあたり、ヒアリングを実施したことで現地の事情をより深く知ることができました。愛知から遠く離れた長崎の離島の現状を知り提案に繋げることは大変でしたが、最後までやり切ることが出来ました。

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

本審査会の準備にあたっては、クラウドファンディングを実施し、離島の魅力や私たちの提案をより多くの方に知っていただけたのではないかと思います。本審査会での発表は緊張しましたが、メンバーと力をあわせ、良い経験になりました。

・今後のご活動についてお聞かせください。

私達は今回のコンテストがゼミ最後の取り組みであり、今後は就活に専念することになります。課題や現状を把握し解決していくことは、社会人になっても求められることであるため、今回のコンテストで得たことを今後に活かしていきたいと思います。


・学生チャレンジ部門 東海大学 前田京祐さん

応募タイトル:
観光客と地元を結ぶ新しい旅行サイト

・「しまチャレ2023」本審査会での発表はいかがでしたか?

本審査までの過程で、ニーズがあるかの裏付けやデータ収集、ビジネスモデルの工夫など、様々な情報を比較しながらアイデアを作り上げていく難しさを体感しました。発表練習もたくさんしたつもりでしたが、本番の雰囲気に飲まれてしまった部分もあり、最後まで表現しきれなかったことが心残りです。

・今後のご活動についてお聞かせください。

今回の発表とは関係が薄くなってしまいますが、4月から社会人になるので、会社で成果を出すことを当面の目標としていきたいです。今回のイベントは、将来をどのようにしていくか考える良いきっかけになったと思います。


4回にわたって掲載してきた本審査会のレポートはこれで終了になります。

改めて、「しまチャレ2023」に応募いただいたすべての方へ、熱意溢れるアイデアをお寄せいただいたことに深く感謝いたします。併せて、チャレンジを応援してくださった方、ながさきの「しま」に魅力や可能性を感じていただいた方、関わってくださった全ての方に心から感謝いたします。
今年度のプログラムはこれで一旦の区切りを迎えますが、皆さまの「しま」に寄せる思いが、また一歩実現に近づくように、しまチャレ事務局はこれからもチャレンジを応援していきます!