しまチャレ2023 本審査会レポート(①当日の様子)
皆さんこんにちは!
しまチャレ2023事務局です。
「しま」の地域課題解決につながる、又は「しま」の資源を活用したビジネスアイデアを募り、コンテスト形式にて開催した「しまチャレ2023」。
今回初めての開催でしたが、自らのキャリア、経験を踏まえたアイデアや、先端技術などをつかって、「しま」の地域課題をユニークな視点で解決するアイデアなど、多種多様な100件もの応募をいただき、書類による予備審査の結果、本審査へ進出する19組が決定しました。
そしていよいよ、1月20日(土)に長崎県庁で開催された「しまチャレ2023」の本審査会。
当日の白熱した様子や、当日参加された19組の皆さんの声を、複数回に分けてレポートしていきます。
第1回は、本審査会当日のレポートです。
本審査会当日のレポート
本審査会当日は、この日のために準備してきた19組の皆さんが、それぞれ思いの詰まったプレゼンを行いました。
プレゼンを受けて、離島や、マーケティング、観光、IT、ソーシャルビジネス、スタートアップ支援などに見識を有する審査員から、それぞれの専門領域からの質問やアドバイスがあるなど、熱気あふれるやり取りが続きました。
各部門のプレゼンが全て終了し、別室で審査員による協議が行われている間に、「『しま』で輝く仕事をつくる」をテーマに、「しま」の先輩事業者によるトークセッションが行われました。
壱岐島でコワーキングスペース・シェアオフィス事業を展開する秋山卓司さんと、福江島で宿泊事業やPR事業をされている木村駿斗さんのお二人から、事業の紹介や、たくさんの魅力と課題を併せ持った「しま」で、魅力的な生き方、働き方を実現するために大切なことについて、お話いただきました。
トークセッションが(少し時間延長して)行われた間に、審査員による協議が整い、長時間にわたった本審査会も、結果発表を待つばかりとなります。
審査発表・表彰式では、各賞の結果発表が行われるたびに会場から拍手や歓声が沸き、受賞を告げられた皆さんが壇上に上がると、審査員やプレゼンターから各賞受賞者へ、賞状・副賞が授与されるとともに、評価されたポイントなどについて一言ずつコメントをいただきました。
そして、栄えあるしまチャレ第1回の最優秀賞は、不登校・発達障害の子どもを歓迎する宿を五島列島につくるという発表をした「ゆるりは」さんが受賞しました!
表彰終了後、田中審査員長から、発表者全員への御礼と感謝とともに、全体を通じた総評として、「社会の最先端の課題を持つ『しま』の課題に対して、各発表者それぞれの経験や関係性から、愛情と情熱をもって取り組んでいただきました。各発表者のみなさんの夢が、『しま』のなかで希望となり、ひいては社会全体を変えていく原動力になると思います。発表されたアイデアをスタートラインにして、今日ここで皆さんから受けた応援やアドバイスを生かしながら、今後も『しま』と関わっていただきたいです」とのコメントをいただき、最後は、発表者、審査員、関係者など参加者みんなで記念撮影を行いました。
次回は、最優秀賞を受賞した「ゆるりは」さんのインタビューを掲載します!